くるくる回して中身をシャッフル!ボリューム満点の手作りガチャガチャです!
- 対象 : 幼児~中学生(3-15才)
- 工作Lv : ☆☆☆☆☆ (5.工作好きの大人)
- 大きさ : 約40cm×50cm×70cm
- 材料費 : 7000円程度 (くるガチャの材料+ピンポン玉)
誰もが1度は遊んだことのある、『ガチャガチャ』。
自分の教会にあったら面白いなぁ~と思ったので、木工で自作してしみました。
普通のガチャガチャは、ただまわして出てくる景品を取るだけですが、今回はボックスの中身をシャッフルできる機能を追加しました。
高さ70cmの迫力と、歯車のおもしろギミックで、こどもはもちろん大人もビックリなクオリティのおもちゃです!
私が参加している教会のイベントでは、こどもに一番人気のおもちゃになっています。
(もっと手軽な作品を作りたい方はこちら→”牛乳パックで簡単!『ガチャガチャ』の仕組みと作り方“)
作り方
私自身、作りながら形を考えていったので、明確な設計図が残っていません。(すいません …… 汗)
このサイトの中では、工作難易度がかなり高い方だと思います。
それでも、工作好きな方ならきっと作れると思います。(これ以上の作品も!)
各部分の写真を載せておきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
材料
- ファルカタ材(90m×450cm×1.2cm) 数枚
- 角材 2.5cm角×90cm 数本
- 円柱 90cm 2本
- シナベニヤ 90cm×60cm×0.4cm 2枚
- 球型の発砲スチロール (ガチャガチャの基部に使用) 2コ
- ネジ
- 透明プラスチックの板 1枚
- 紙粘土(隙間に詰めるパテ代わり)
- アクリル絵の具
- ニス(水性 ツヤあり)
- ピンポン球() 100コ
材料のほとんどは、ホームセンターと100均で買うことが出来ます。
作っている途中で必要に応じて買い足していったので、正確な数を覚えていません。(特に木材)
木材はファルカタ材にこだわりませんが、やわらかい木を選ぶと作るのが楽です。
(他にはバルサ材など、軽い木材はだいたいやわらかいです。パイン集材のように堅いものは家具向きです。)
工具は、のこぎり・電動ドリル・糸のこ(手動でok)・クランプ・トンカチ・木工用ボンド・紙やすりです。
工作風景
土台から順に作っていきました。
木材でピン歯車を2組作り、それらが組み合うようにします。
サイズが大きいので、ボンドが乾くまでクランプでしっかり固定しました。
完成後だと細部の色が塗れなくなるので、途中で少しずつ塗っていきます。
絵の具はアクリル絵の具で単色です。むらなくキレイにぬれます。
乾いたら水性ニスを二度塗りします。
ガチャガチャのボール
卓球のボールを使用しました。
100均で6コ1セットで売っています。
油性マジックで番号や模様を描きました。
完成したもの
各部分の説明
右側の1番ハンドルを回すと、歯車Aが回ります。
これが、本体の歯車Bと連動するようになっています。
直径とピンの本数をちょうど2倍にしていますので、ハンドルを2回まわすとボックス内が1回かき混ぜられる仕組みです。
『くるくる』の部分です。
2番ハンドルは、ガチャの心臓部と直結しています。
(ボールを狙えないように、外部からは見えないようになっています。)
球型の発砲スチロールをくり抜いて作りました。
各方向から見た図
横から見るとこうなっています。
黄色一色だと寂しいので、ボールがバウンドしながら一周するようにしました。
後ろはこんな感じ。
土台は一応足がついています。
大きくて重いおもちゃなので、しっかり安定するようにしています。
上から見た図。
ちょっとだけ穴が開いていて、ハンドルAを2周した時だけ、図の用に外とつながります。
ボールの補充はここから行います。
遊び方とゲーム風景
遊び方
まず、1番ハンドルをゆっくりとまわします。
後ろの人を待たせないため、1人5回までです。
めいいっぱいまわす子がほとんどですが、わざと2-3回だけにし、好みの位置で止めて狙っている子もいます。
1番ハンドルと連動して、ボックスの中がシャッフルされます。
青が軸の棒で、黄色と緑はかき回す棒です。
ボールが飛び跳ねながら回るのでとても楽しいです。
続いて、2番ハンドルをゆっくり回します。
コロン!という音がしたあと、レールを伝って……
3番からボールが出てきます!
今回は48番でした!
ゲーム風景
『コリントゲーム』の時と同じように、看板を作りました。
ボールは1番-99番まであるので、クジにしました。
- 1等…… 1番
- 2等…… 2番 – 9番
- 3等……10番 – 49番
- 4等……50番- 99番
1等が出る確率はほぼ1%なので、めったに出ません。
その分すごい景品(お菓子詰め合わせ袋)が用意されています。
運の要素がほとんどのゲームなのですが、みんな狙いを定めて真剣に回します!
2等以上はカラフルなボールになっていて、落ちてくる途中でわかるため、派手なボールが見えた時点でこどもは大はしゃぎです。
でっかくて、楽しくて、超大アタリ付き!
人気のおもちゃなので、いつも行列が出来ています。
ガチャガチャするだけで面白いみたいですが、ボールをシャッフルできるのがさらに魅力的なポイントのようです。
ちなみに、制作期間は2ヶ月くらいでした。
空き時間を利用しながら、少しずつ作っていきました。
私にとってはかなり大変な作業でしたが、評判はとても良いので、作ってよかったと思っています。
木工で丈夫なため長く遊べます。
工作好きのあなた!ぜひ、作って遊んでみてくださいね!
簡易版ガチャガチャの紹介
仕組みをもっとシンプルにしたバージョンも作りました!
材料は、牛乳パックとペットボトルです。
「くるくる」の要素はさすがに無理ですが、「ガチャガチャ」の機能は備わっています。
手軽に、簡単に、こどもと一緒に作りたい方には、こちらもオススメです♪