夏休みの工作にも最適!牛乳パックとペットボトルで作る、とっても簡単な自作ガチャガチャ!
- 対象 : 小学生以上(6-12才)
- 工作Lv : ☆☆ (2.小学校低学年以上)
- 大きさ : 約21cm×7cm×23cm
- 材料費 : 100円程度
ガチャガチャの作り方は、『手作りガチャガチャ!『くるガチャ』の工作例と遊び方』でも紹介しました。
「くるガチャ」はクオリティが高くギミックも派手なのですが、木工ということもあり難易度は結構高いと思います。
今回紹介するのは、牛乳パックとペットボトルで作る、簡単バージョンのガチャガチャです!
途中まで大人が作ってあげることで、小さいこどももチャレンジできます。
夏休みの自由工作にもオススメです♪
作り方
材料
- 牛乳パック 3コ
- ペットボトル ミニ(280ml程度) 1コ
- ピンポン玉 6コほど
ピンポン玉は、6コ1セットを100均で買うことが出来ます。
ピンポン玉でなく、本物のガチャガチャカプセルを使うことも出来ます!
(あまり大きいカプセルはダメです)
工具は、ハサミ・カッター・セロハンテープ・油性マジックです。
ピンポン玉の色塗り
真っ白のピンポン玉をつかってもいいのですが、せっかくなので色塗りしましょう。
油性マジックを使うとキレイに塗れます。
(写真のは、何回も使ってるので色が結構はげてますが(笑)。)
メインの部分
1つの牛乳パックに穴を開けます。
下から5.5cmのところに、直径6.5cmの穴を開けます。
反対側は下から7.5cmのところに直径3cmの穴を開けます。
この時、いきなりカッターで切るのは難しいので、一度マジックで線を引いてから切りましょう。
次に、取り出し口をつけます。
先ほどあけた小さい方の穴の下に、高さ5cmのの切り込みを入れ、写真のようにします。
続いて、ペットボトルの加工です。
写真のように、横4.5cm、縦5cmの切り込みを入れます。
この穴の大きさの加減は結構難しいです。
まずは小さめに開けて、次以降のステップで実際に動かして様子を見ながら、ちょっとずつ広げるのが良いでしょう。
ピンポン玉でなく他のカプセルを使うときは、カプセルの大きさに合わせて調整してください。
また、ペットボトルはかなり堅いです。
カッターで切るとき、力を入れすぎて怪我をしないように、よく注意してください。
10才未満の子が作る場合、この部分だけは大人が代わりにやってあげた方がよいと思います。
切った牛乳パックにペットボトルを刺すと、こんな感じになります。
次に、2コ目のペットボトルを少し切って、スロープを作ります。
1辺を13cmの長さに切ります。
1cmのところで折り曲げて、写真のようにします。
スロープを、取り出し口につけます。
テープ等は特に必要ありません。
スロープによって傾斜がつくので、カプセルがスムーズに出てくるようになります。
ギミックの部分はこれで終了です。
両サイドの固定
余った牛乳パックを、両側に並べてテープで留めます。
こうすることで、安定するし、見た目もよくなります。
両脇のはひっくり返して置きます。
スロープ用に切った部分は、見えないように内側にくっつけてください。
これで、完成です。
周りから見た図
後ろからみると、こんな感じ。
上から見るとこうなります。
真ん中に、ピンポン球を入れます。
ガチャの仕組み
「え、これだけでガチャガチャになるの?」と感じた人もいるかもしれません。
なります。ガチャガチャの仕組みは、実はとっても簡単なのです。
次の図のようになります。
C字の青い丸がガチャの中心部(今回はペットボトル)です。
- 最初、カラのペットボトルの上にボールが積み重なっています。
- ペットボトルが回転すると、切れ込みにボールが1つ入ります。
- ペットボトルを回し続けても、中に入るボールは1つだけです。
- 最後に、切り込みが口が下になったとき、ボールが落下します。
という流れでガチャガチャは動きます。
積み重なったボールが引っかからずにスムーズに落ちてくるためには、もう少し工夫が必要ですが、とりあえず簡易版ガチャガチャでいいのなら、この仕組みで十分遊べます。
遊び方
玉を上から入れた後、ペットボトルのふたの部分をつまんで回すと、
取り出し口から玉が出てきます。
とっても簡単な作りですが、ガチャガチャが手作りできたということで、子供は大喜びです!
シンプルな作りなので、連続で回すと2個目以降が出てこないこともあります。
そういう時は、本体を上下左右に振ってください。
つっかえているボールが上手くズレて、出てくるようになります。
飾り付け
そのままでも手作り感満載で良い作品になると思います。
こだわりたい場合は、色画用紙で覆ったり、絵を描いたりしてみてください。
さらに素敵な作品になると思います。
繰り返しますが、ペットボトルを切るのは危ないので、なるべく大人がやってあげてください。
小学校低学年の子の場合は、牛乳パックも切っておいてあげると良いでしょう。
円を切るのは、特に難しいです。
部分的に大人が手伝ってあげることで、こどもに合わせた工作難易度に調整することができます。
ぜひ、作って遊んでみてくださいね♪