普通の7並べとはひと味違う!戦略性と攻撃性が増した、大人の陣取りゲーム!
- 人数 :3人~6人くらい
- 年齢 :小学校高学年以上(10才~)
- 時間 :1ゲーム10-15分程度
- 戦略性:☆☆☆ (大)
- 道具 :トランプ1セット
基本ルールと勝敗条件
- ジョーカーを除くすべてのカードを均等に配る。
- 1人ずつ順番に手札を場に出していく。
- 途中、四角く囲まれた場所にはカードが出せなくなる。(これを”殺し”と呼ぶ)
- 出せる手札がないときはパス。
- パスは1人3回まで。パス4回(パス3回の後にまた出せなくなったら)、その時点で負けてゲーム離脱。
- 殺された札が少なく、早く上がった人が勝利
わざとパス(出せるカードがあるのにパス)することも出来ます。
殺し
写真のように上下左右をカードや壁で囲まれたら、”殺し”が成立します。
殺された場所には、以後カードを出すことができません。
長方形か正方形のように、キレイな四角でなくてはいけません。
凹凸があってはダメです。
勝敗順位
ゲーム終了の時点で
- あがった人の中で殺された札が少ない人
- 同じなら、一番早く上がった人
- ゲームオーバーになった人のうち、長くゲームに残った人
- ゲームオーバーになった人のうち、先にゲームオーバーになった人
の順に、順位が決まります。
ゲームの流れ
スタート時に、ジョーカーを除くすべてのカードを全員に配ります。
人数によっては、手札の枚数に1枚差が出ることもあります。
各プレイヤーは自分の手札を確認します。
7を持っていた場合、場の真ん中に並べます。(上からスペード、ハート、ダイヤ、クラブの順番)
ダイヤの7を持っていた人から時計回りにスタートです。
出せない時はパスをします。パスは3回までです。 出せるのにわざとパスすることも可能です。
4回目のパスをしたら、その時点でゲームオーバーです。
”殺し”独自の進み方
1人1枚ずつ出していきます。
場の札の左右に出せる点は、通常の7並べと一緒です。
違いは、上下にも出せることです。
四角く囲んだら、”殺し”成立です。
写真の場合、スペードの8はこれ以後出せなくなります。
斜めに出すこともできます。 ただし、このようにデコボコした形の時は”殺し”は成立しません。
写真右上のように、2枚以上同時に囲んだ場合、2枚同時に殺しになります。
何枚まで同時に殺せるかは、ルールによって違います。
(個人的には、3-4枚が妥当かと思います。ただ、多い方が派手な展開になるので面白いです。)
隅の場合、壁を使って囲むことができます。
図のようになれば、”殺し”成立です。
ゲームオーバーにならないようにしつつ、
なるべく殺されないようにしつつ
全ての手札を早く並び終えた人の勝ちです!
戦略と追加ルール
一見すると、普通の7並べと同じようなゲーム風景ですが、ほとんど別物のゲームになります。
とても奥が深く、大人もハマるおもしろさです!
子どもと遊ぶ時、「殺し」という用語を使いたくない場合は、「封鎖」とか「アウト」と言い換えることが出来ます。
普通の7並べと違って、トンネルやジョーカーは採用しないのが一般的です。
追加ルール1 殺された札の扱い方
自分の持ち札が殺されたことは、ゲーム終了まで他のプレイヤーに明かしません。
ところが、ルールによっては、殺しが成立した時点で自己申告することもあります。
殺された札を、自分の手元に起きます。
この時、札を表向きに置くか裏向きに置くかは、ルールによって異なります。
生きてる手札か残り何枚か、他プレイヤーからもわかるようになるので、戦略が少し変わってきます。
まとめ
パソコンで『殺しの7並べ』が体験できるサイトがあります。
コンピューター相手に戦います。
百聞は一見にしかずですので、是非一度体験してみましょう。
『殺しの7並べ』