バトンの代わりにイラストをつなごう!表現力と読解力が試されるお絵かきリレーゲームです!
- 人数 :10人~
- 年齢 :中学生(13才~)
- 時間 :1ゲーム10分-30分
- 運動量:☆ (少)
- 道具 :ホワイトボードor黒板、ストップウォッチ
おすすめポイント
- 絵の上手な人はもちろん、苦手な人でも参加可能!(むしろその方が盛り上がる!?)
- 画力というよりコミュニケーション能力の勝負!?チーム内の連携力が問われる!
- 一番楽しいのは見てる人!?みんなで爆笑間違いなし!
準備
道具
- 大きなホワイトボードや黒板
- ストップウォッチ(スマホアプリでもOK)
- A4くらいの紙・ホワイトボード・タブレット端末など。
みんなから見やすい位置に、大きいホワイトボードや黒板を用意します。
会場が広い場合は、タブレット端末のお絵かきソフト+プロジェクターのような組み合わせも有効です。
A4くサイズの紙またはタブレット端末は、会場にお題を見せるために使います。
お題の準備
正解は、短く名詞で答えられるモノにします。
『しりとりで使えるもの』というイメージです。
■お題例
- 扇風機、ドライヤー、ノートパソコン、電話
- バナナ、リンゴ、なし、サクランボ、チョココロネ、ソフトクリーム
- サッカー、バスケ、野球、ボーリング、ビリヤード
- パトカー、救急車、消防車、バス、飛行機、スペースシャトル
- 犬、猫、豚、ダルメシアン、ミニチュアダックスフンド、カマキリ、金魚
- ドラえもん、スネ夫、アンパンマン、ドナルドダック、サンタクロース
参加者にあわせて難易度を調節してください。
最初は簡単なものから始めて、徐々に難しくするのがオススメです。
ただし、人物問題は難易度が極めて高いので要注意です。
よほど上手い人でないと10秒で描き分けることは出来ません。
ゲームのルールと流れ
ルール
- チームに分かれて、交互に回答。
- 先頭の人がお題を聞く。
- お題にそったイラストを10秒間で描く。
- 次の人がイラストを見て、お題が何かあてる。
- 正解できなかった場合、正解を聞いて、書き足すor書き直す。
- これを繰り返し、誰かが正解するまで続ける。少ない人数で答えた方が高得点。
流れ
まずは全体にルールを説明します。
その後チームに分かれます。
1チームあたり、最低でも4-5人くらい必要です。
最初のチームがホワイトボードの裏側に移動します。
音は聞こえても良いのですがが、絵が見えないようにしましょう。
先頭の人が前に出て、ゲーム係からお題を聞きます。
この時声に出すと後ろの人に聞こえてしまうので、紙か何かに書いて見せてあげてください。
他チームの人にもお題を公開すれば、見ている側も楽しめます。
お題を聞いたら、10秒かけてイラストを描きます。
10秒で描くのは意外と難しいです!
小さいと見づらいので、ホワイトボードいっぱいに大きく描くように指示してください。
10秒だったら終了です。
描いた人はお口にチャックの状態で、次の人を呼びます。
イラストを見て、何の絵か答えます。
正解できたら100ポイントです!
正解出来なかった場合、ゲーム係から正解を聞きます。
そして、今度はその人がその絵に書き足します。
持ち時間はやっぱり10秒です。
10秒後、3番目の人を呼びます。
正解できたら80ポイント、出来なかったら正解を聞いて書き足して……と、以下続いていきます。
ちなみに、今回の答えは「ブルドッグ」でした。
2番目の人がすぐ正解できましたよ!
これを何問か繰り返します。
2問目以降は、正解した次の人からゲーム再開です。
これによって、全員がゲームに参加出来るようになります。
何周かして、最終的に一番ポイントの高かったチームの勝利です!
ワンポイントアドバイス
絵の上手さはもちろん必要ですが、伝わる絵を描けるかどうかが一番大切です。
また、答える人の推理力もとても重要になってきます。
チームの並び順も勝敗に関わりますので、しっかり作戦を立てましょう!
アレンジ案
基本のルールに加えて、さらに難易度アップのバージョンもあります。
先頭の人がお題を聞いて、10秒かけて絵を描くまでは同じです。
違うのは、次の人がその絵を見て、正解を聞かずに10秒かけて書き足す点です。
3番目以降の人もそうします。
つまり、お題が何かわからないまま、絵を書き足さなくてはいけません。
チームみんなで描いた絵を見て、最後の人が回答します。
これで正解できた場合は100ポイント。
出来なかった場合は、1つ前の順番の人が答えて80ポイント、それでもダメならその前の人が答えて60ポイント、と続いていきます。
正解を確認できないので、難易度はぐっと上がります。
途中まで完璧に書けていたのに、最後数人で絵がめちゃくちゃになることもよくあります。
「ここは、○○を書いたつもりだった!」
「え??△△かと思ってた!だからその横にこう書いたのー」
と言った会話が弾むのでオススメですよ!
通常ルールで一通り盛り上がった後、最後の締めに取り入れましょう。
ちなみに上の写真の答えは「ビリヤード」でした。
気をつけるポイント
イラストを見て答えるゲームなので、その他のヒントは禁止です。
ゲームが盛り上がって来て、描いた人がうっかりヒントになることを言ってしまわないように注意しましょう。
また、絵に苦手意識のある人がいたら配慮してあげてください。
画力がなくてもゲームは楽しめますが、自分やチームの絵が下手でも笑い飛ばせる精神年齢は必要です。
小学生には少しハードルが高いかもしれません。
みんなで楽しめるように、ゲームを通して傷つく人がいないようにしてあげてください。