老若男女で遊べるシンプルさと奥深さ!文句なしでパーティー用カードゲームの決定版です!
- 人数 :2人~10人
- 年齢 :小学生以上(6才~)
- 時間 :1ゲーム15分程度
- 戦略性:☆~☆☆☆ (運まかせでも頭脳戦でもOK)
- 道具 :『ニムト』1セット
ニムトは、私が知っている中で一番万能でオススメのカードゲームです。
数字が読めればOKなので、こどもも大人も楽しめます。
日本に来て間もない外国の方と遊ぶ時も大変重宝しています。
2人から10人まで遊べるので、途中参加や選手交代にも柔軟に対応できます。
1セット10分以下で遊べて、何回やっても面白いんです。
完全に運任せもいいし、じっくり考えてもいい。
がっつり戦略を練って遊ぶこともできるし、あまり頭を使わずにぺちゃくちゃしゃべりながら楽しむのもアリ。
とにかく、いつでもどこでも誰とでもどんな遊び方でも出来るので、最高にオススメのゲームです!
『ニムト』にはいくつか姉妹品があるようですが、今回は『6ニムト』というシリーズを紹介します。
基本ルールと勝敗条件
- 1人10枚ずつカードを配る。
- 場には4枚のカード。
- ターン制。全員で一斉にカードを出す。
- 場の札より小さいか、6枚目になった人は場の札を取る。
- 10ターンかけて手札を使い切った後、一番手持ちの牛の数が少ない人の勝利!
カードの見方
各カードには2種類の数字があります。
1つ目は、四隅と真ん中にあるカードの数字で、1番から104番まであります。
ゲーム中に使用するのはこの数字です。
もう1つは、牛の数です。
カードの上下に書いてあって、1匹のものから7匹のものまであります。
ゾロ目のカードは牛も多めになっているようです。多いカードほど”要注意”です。
こちらはゲーム終了後の得点計算に使います。
ゲームの流れ
スタート
最初に1人10枚ずつカードを配ります。
枚数が間違っているとゲームにならないので、手札を見る前に枚数を確認しましょう。
場にはカードを4枚出します。小さい順に縦に並べます。
ゲームはターン制で進みます。
1ターンに1枚ずつカードを出します。
順番にではなく、みんなで一斉に出します。
出す札を選んだら、自分の前に裏側に置いておくと良いでしょう。
「ニ・ム・ト!」というかけ声とともに一斉に表にします。
カードの並べ方
プレイヤーが出したカードのうち、一番数字の小さいものから順に並べていきます。
上の写真の例だと、16,83,93,94,98,102の順番です。
並べる場所は、出した札より小さく、一番近い数字のカードが最後尾になっている列の右側です。
上の写真の例だと、16は7の隣、83は69の隣、93,94,98,102は90の隣になります。
並べたらこのようになります。
言葉で説明すると難しいのですが、実際にやってみると簡単です。
小学生でも2~3ターンやればすぐにわかるようになります。
1ターン目を並べ終えたら、続いて2ターン目。
同様に、小さい順に並べていきます。
ところが、今回出された数字で最小の6は、場の最小の16よりさらに小さいですね?
この場合、6を出した人が好きな列を1つ選んで、引き取ります。
どの列を引き取るかはカードを出した人の自由です。
今回は49の列を選びました。
そして、出した6を代わりに新しい場札にします。
(この時、列の順番を小さい順に並び替えると見やすくなります。)
引き取った数字は手札と混ざらないように、自分の前にまとめて置いてください。
残りの札も並べていきます。
すると、103が一番下の列の6枚目になりました。
6枚目になってしまったらアウトです!
6枚目を出した人が、その列の5枚を強制的に引き取ります。
103を場札に残します。
引き取ったカードの牛の数はマイナス得点になります。
なるべく引き取らないように、しっかり戦略を立ててカードを出しましょう。
でも、他プレイヤーが予想外のカードを出してきて、戦略が外れることもしばしば。
『うわ、割り込まれた!!私6枚目じゃん!』
『やった、セーフ!!』
といったように、歓声が上がってとても盛り上がります。
これを10ターン繰り返します。
手札は1人10枚ずつなので、全員の手札が同時になくなります。
点数の付け方
ゲーム終了したら、点数を計算します。
枚数ではなく、数字でもなく、牛の数の合計です。
1枚もとらなければ0点です。
多く取ると、1回で30点を超えることもあります。
得点を紙に記録しておきましょう。
何回か遊んで、誰かの失点が66点を超えたらゲーム終了です。
その時点で一番失点の少ないプレイヤーの勝利です!
戦略と追加ルール
戦略
大きい数字は早めに使うのがオススメです。
少ない数字の使いどころがポイントです。
場の牛が少ない時に使いましょう。
追加ルール1
104枚のうち、最初に配るカードを限定します。
3人プレイの場合は1から34まで(1人10枚+場札4枚)。4人プレイの場合は1から44までです。
こうすることによって、ゲームに使用するカードがすべて分かるようになります。
どの数字が既に出たか、何が残っているかなど計算できるので、戦略性がさらに深まります。
4人以下で遊ぶ時はこのルールがオススメです。
その他の追加ルール
これ以外にも、いくつかバリエーションがあります。
- 『論理』手札を自分で選ぶ。2人プレイ向け。
- 『プロフェッショナル』列の左右どちら側にでも置くことが出来る。上級者向け。
- 『オープン』他の人が出した札を確認しながら、順番に手札を出していく。
これらの遊び方は、付属のルールブックに載っているので、応用ルールで遊びたくなったときにご覧ください。
まとめ
とにかく、誰とでも何人でも遊べるのが魅力です。
大人に混ざってやるなら、幼児でも十分遊べます。
言葉だけでルールを理解してもらうのは難しいので、簡単に説明したあと、「とにかく1回やってる」のがオススメです。
1ゲーム遊べば、ルールとおもしろさがわかります。
軽くてかさばらないので、旅行先で遊ぶのにも適しています!
家族や友達とパーティーゲームをする予定がある方なら、持っていて損はないですよ!